白物家電のブランドかぁ その3


<ブランドイメージとデザイン>

製造ブランドといえど、やっぱブランドって言うからには
愛着とかイメージってのも大切だと思うんです。
だって、なんか気分イイじゃないですか 使う時に。

そーすると あとはイメージを支える機能とデザインなのかな〜。

学生の頃、デザインてのは、そういうスケッチを考えれば
大体作れそうなのに、なんでそうしないんだろ・・・って思ってたんですが
今までとガラっと変えた奇抜なデザインって実は相当作るの難しいんですね。。

長い歴史で、使いやすい形ってのが決まっちゃってるものは
新しくて使いやすい形ってのを考えるのも、まず難しいでしょうが
形を考えたとしても、今まで違う形ってのは
部品なんかが全部それ専用になるから、割高になっちゃうんですねぇ。
そして何より、新しい形だと検査はどーしよう??
そいでもって、新しい形でも壊れやすくなったりしないの?
熱がコモってオーバーヒートしたりしないのぉ??
なーんてのを調べたりすると、開発中にやり直しになったりしますしね^^;

ちなみに英語では設計のことをデザインって呼ぶのです。
デザインっていうのは、ただスケッチをすることだけじゃなくって
設計して完成するまでの全部を含めてデザインなんだろーな
って今は思ってたりもします。。。

仮にあんまり形を変えない場合でも、ボディの色つやとか、パネルの光とか
そんなとこも、細かくこだわるとやっぱちょっとずつ高くなっちゃいます。。
で、ちょっと変えデザインで+αみたいな製品もあったりする訳なんです。
それはそれで、選ぶ幅が増えて悪くないと思うのですが
やっぱ形がガラりと違ってお洒落なデザインも魅力ですよね^^。

安く形を変えて魅了する技術ってのも、あると思うのですが
デザインにどのくらいお金かけても受け入れられるのか…。
これもとっても大事な要素です。
やっぱりデザインってのも、ブランドイメージを支える一つなんでしょうね。

そいでもって、機能は…やっぱり毎年何かしら新しいのが付いてきます。
機能を足し続けることでしか、ブランドを保てないってのは
なんだか少し淋しいですが、店頭を眺めると楽しくて、
特長ある機能ってのは、へ〜ってかんじで面白いものですよね。

作る方も大変なんですが、そうじゃないと進歩もしませんもんね。
それも製造メーカブランドの特徴なのかなぁなんて思ったりもします。。。
特徴というより宿命みたいなものでしょうか^^;

でも、圧倒的な品質とシンプルデザインでブランドを築く。
そんな家具やインテリアみたいな白物家電が生まれるとイイなぁと思ってたりもするのです。。
ヨーロッパは比較的そういうのが多いんだそうです。

白物家電の場合、電気製品ではあるものの、どっちかというと家具やインテリアに
イメージは近い気がしますもんね。

あんまり種類が多すぎると、面白いけど乱立しすぎで買う時選びにくい・・・
それも現実だったりしますからね^^;
今ハヤリの乾燥機能付き洗濯機なんかは、若干それだなって思ったりします。。。

思い切って洋服のダブルネーム(二つのブランドの名前が引っ付いてる商品)
みたいにしちゃえば信頼があって、値段だって共同開発なら安くすむのになぁ。
そいでもってインテリアのような白物家電も確立できそうなのに・・・。
そんなのもっと出てこないかなぁ〜なんて思ってたりします。


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