さがあるフィルター <サンヨー>

今回はサンヨーのさがあるフィルター搭載エアコンです。
コニシキがCMやってますねー。
っていうか サンヨーは全部コニシキなんですけどね。

ネーミングにもあるこのさがあるフィルターは
なんと世界初のアイデアなんですね。
僕もアイデアものだと思います。
あっ わかります?
フィルターって普通はエアコンの前面パネルを開けて
その中から取り外すじゃないですか。
でも このエアコンだと リモコンのボタンを押すだけで
フィルターがスライドして下に降りてくるのです。
すごくないです?
で それを取って掃除してくださいねってことですね。
なんでも身長155cmの人が踏み台なしで届く高さに降りてくるんだそうです。
この155cmってのが20〜50歳の女性の平均身長だそうです。
なるほど。。

吹き出し口のルーバーも取り外せるし、前面パネルも丸洗いできるので
お掃除機能は全体的に考えられてますよ。

そして もう一つの特徴は リモコンにセンサーが付いてるっていう点です。
サンヨーのエアコンに前からある特徴なんですが。
リモコンの位置の温度を測ることで、より正確に人の居る場所の温度を
制御しようって考え方です。
普通エアコンは部屋をなるべく均一に冷やす(暖める)ことを考えるのですが
サンヨーの場合は人の居る所(リモコンのあるところ)の温度を最優先に運転するのですね。
これって とっても暑いときとかは エアコンくんに わかってくれーって
かんじでなんだかイイ機能ですよね。
でもリモコンは高そう・・・^^;
そうそう このエアコンの場合は温度をリモコンが測るので
運転中もリモコンはちゃんとエアコンの方を向けてあげてくださいね。

そしてもう一つ今年のウリにしてるっぽい言葉が。
磁極集中巻コンプレッサーってのなんですが
これ言葉だけで何の説明もカタログに載ってないんですよねー。
わかるハズないのに・・・^^;
ってわけで 僕がわかる範囲で簡単に説明すると
よーするにモーターの中の銅線の巻き方のことなんですね。

〜こっから数行は難しかったら飛ばしてください♪〜
コンプレッサーってのはモーターのようなもので(ちょっと違いますが^^;)
中には電磁石が入ってるのです。
電磁石って小学校とかで実験やったでしょ?
鉄心に銅線を巻いていって電流を流すと磁石になるあれです。
なんか電池とかでやった覚えがあるんですが・・・覚えてます?
で モータの中にはその電磁石がいくつもあって
順番に電流流したり流さなかったりすることで 回転させているのです。
集中巻ってのは昔からある モーターの中にある電磁石の巻き方の一つなのです。
日立のPAMとかと同じで、工学系の大学の教科書に載ってるような伝統ある技術なのです。
簡単のために電磁石って言葉を使いましたが 通常はコイルって呼びますよ。

で なんでこの磁極集中巻コンプレッサーが省エネなのかは
資料が無いので実はわかりません^^;ごめんなさい勉強不足です。。
ただ 集中巻の特徴として銅線の長さが短くなるハズなので
電気抵抗が減って省エネ、本体も銅線が短い分だけ軽いってとこでしょうかね。。
もちろんデメリットもあるはずなんですが・・・振動とか音ってのが一般的には。
このへんは新開発っていうくらいだから、何とかしてくれてるんでしょう多分。

デザインのほうは、色がシャイングレーとエアログレーの2色なんですが
実は色以外にデザインまで変わっちゃうのです。。
シャイングレーは ふつーのエアコンってかんじのデザインなんですが
エアログレーの方は変わってます。
くぼんだラインが横方向に3本通ってます。
それで、くぼんだ部分が網状になってるのです。
エアロっていうくらいだから、風をイメージしたんでしょうか。。


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