Lab <ナショナル>


さて、今回は縦型洗濯乾燥機の大御所ナショナルLabのお話です。
Labって書いてラブって読みます。そのままなんですが^^;

なんでLabなんだろーって調べてみると
Your Laundry amenities brand の
Laundry(洗濯機)のL
amenities(快適)のa
brand(ブランド)のb
だそうです。。
なんだか、パソコンのVAIOみたいな発想ですよね〜
洗濯機でもそんなブランドが作りたいということで、付けたんでしょうか。

このLabには、8kg(乾燥4.5kg)と6kg(乾燥3.5kg)が用意されています。
最近は、7kgが無いモデルってたま〜にあるんですよね。
8kgがファミリー向けで、6kgだったら一人暮らしの人でもどうぞ♪
もちろん6kgでも一家の洗濯物を支えられますよ〜。

最大の特長は、泡洗浄。。
洗濯槽の水が出てくる辺りから、とってもクリーミーな泡が出てきて
汚れを浮かして落とすっていう不思議な洗い方です。

まず、洗濯物を入れて、洗剤を洗剤ケースにセットします。
でスタートボタンオンすると・・・
洗剤を通常の1/4の水で溶かしてくれます(すっごく濃いですよね)
それを泡発生装置(!)で泡立ててやって、洗濯物の上にかけるのです。
このとき、水の出るところからクリーミーな泡が出てくるわけですね。。
泡が洗濯物に行き渡るのをちょっと待ってから、洗濯槽をグルグル回してやる。
そうすると、衣類の下まで泡が染み渡って汚れを浮かしてしまうんだそうです。
それから普通に洗濯が始まるわけなんですね。

洗濯前のちょっとした”つけおき”みたいな気がします。
でも こういうのってやるのとやらないのでは大きな違い。。
それを毎回勝手にやってくれる洗濯機ってことですね〜。

洗剤濃縮ってのは最近のハヤリ機能なのですが、泡になるってのが特長ですね♪

さて、もう一つ。。
これも洗濯機というか、家電全体の流行り マイナスイオンです。。
マイナスイオンミスト乾燥!!

なんでも 乾燥中に衣類にはプラスイオンが帯電するらしいんですね。
それを、マイナスイオンで中和してやると
ミスト(プラス帯電)が繊維の表面に付着していって
衣類がミストに守られて静電気が抑えられて風合いよく仕上がるという仕組みです。
霧(ミスト)が付いて、乾きすぎないから風合いよくなる。
最初の帯電を取るから、静電気が抑えられるということなんでしょう。。
なーんだか嘘のような本当の話なんですねぇ〜。

このマイナスイオンミスト乾燥だと、天日干しよりもふんわり仕上がるっていうから
とっても魅力的です^^。
流行りモノだとわかっていても気になってしまうマイナスイオンですよね♪

それと、洗濯槽の中に穴が開いてるのを知ってるでしょうか?(シャープ製以外)
この穴は脱水の時に、衣類の水分を外に飛ばすための穴なんですが
Labでは、穴を斜めに配置してやることで、
脱水の時飛び出した水で洗濯槽の外を洗ってやって
石鹸カスの付着を防ぐそうです。黒カビの原因を減らすわけですね〜。
あとは、ヒータで乾燥させることで、カビの付着を抑える機能も付いてます。
そう!乾燥機能が付いてる洗濯機ってカビ防止にも力を発揮するんですよ。

そうそう忘れちゃいけないお手入れポイント。
乾燥のためのフィルターが洗濯機の右上あたりについてるので
毎回はずして洗えるようになっています(縦型には基本的に付いてます)。
こういうフィルター類って、ちょっと面倒ですが、
掃除せずには居られない気になる人にはポイントですよね。

デザイン的にはすっきりボディーにカラフルな操作パネルです。
色はクリアホワイトとクリアベージュ(8kgのみ)。
8kgは本体の上を一周するようにラインが入ってます。


・・・と今回のLabでは、他機種も登載している洗乾の基本機能も
まとめて説明してみました。
結局特有のウリっていうと、やっぱり泡洗浄ですね。
ちょっと前は各社特徴的だった洗濯機のウリも
洗濯乾燥機の方式が沢山増えたのとは反対に
各社ちょっとずつ似てきてるんです。。


「洗濯乾燥機を考える」一覧に戻る

「洗濯機/洗濯乾燥機の選び方」はこちら 【2013年度版】