PAM・イオン洗浄<日立>


☆☆ PAM・イオン洗浄 ☆☆


PAM(パム)・イオン洗浄って 皆さん知ってますかねえ。
結構知名度あると思うんだけど・・・。

日立の”白い約束”という全自動洗濯機の売り込み文句です。
CMは 小泉今日子がやってましたよ。

しっろーーーー。
何でこんなに白いの?
教えてんか? 日立さん。
↑ってやつなんですけど。

これは 神奈川県出身の小泉今日子に わざわざ関西弁を使わせて
CMとしても 話題になったのでした。

今回は これの話ですよ。

PAM・イオン洗浄って とりあえず PAMとイオン洗浄は別物です^^;
ただ くっつけてあるだけですね。
まず PAMは 前に説明したように PAMインバータという
省エネとパワーアップの為の 回路のことでしたよね。

じゃあ イオン洗浄は なんでしょうか。
イオン洗浄って 聞きなれないですねえ。

この洗濯機は 変わっていて 洗濯に塩を使うのです。
塩っていうと どうも心配してしまうのですが
洗濯槽には 塩は入りません。
その上 排水にも お吸い物の塩分の1/10以下しか 塩は含まれないそうです。
というわけで 塩を使うからって 別に心配は無い訳です。

じゃあ 塩はどういう風に使うのか・・・・。
塩ってのは 塩化ナトリウムっていう化学薬品なのです。
中学校の理科でやりましたね? 覚えてます??
まあ 覚えてなくても とにかく塩化ナトリウムってことで。
で このイオン洗浄では 塩を塩化ナトリウムとして使うのです。

水道水の中には カルシウムイオンやマグネシウムイオンといった
金属イオンがいっぱい含まれてるそうです。
で この水で洗濯した場合 洗剤が汚れに届く前に
金属イオンに捕まってしまって 十分に力が出せません。

そこで さっきの塩化ナトリウム(塩のことね♪)を使って
化学反応させてやって 金属イオンを取り除いてやるのです。
うーん すぐれもの^^。

そうやって 金属イオンを取り除いた水で 洗濯すれば
洗剤の成分が 十分によごれに届くので
力を十分に発揮するっていう 仕組みになってるのでした。

ちょっと難しかったかなあ・・・。
塩化ナトリウムなんて言ったら わからんだろうけど
とにかく 塩入れたら 洗剤の汚れ落ちが良くなって
その上 PAMも付いてるから パワーもあって 電気代も安い!!
というわけで 安い洗剤で洗濯しても安心だよーーー。
ってことです。
多分一回に使う塩の方が 洗剤より全然安いですからね。

あっ ちなみにこのイオン洗浄って
車の洗車機で使ってるものも あるそうですよ。
なんか そう言われたら聞いたことあるような気がするもんな・・・。

それから 僕は電気の知識は多少ありますが 化学の知識はまったくと言っていいほど
ありませんから この洗濯機の化学分解の詳しいことはわかりませんが
わかりやすいイメージということで 許してください^^;


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