はじめに

☆☆ 新方式掃除機解説<はじめに> ☆☆


掃除機も最近は種類が増えてきました。
前にメルマガでもお伝えしたように、サイクロン方式を始めとして
排気循環方式、コードレス方式など分類も多くなってきています。

どんなのがあるかなーと、今回は紹介してみたいと思います。


■話題のサイクロン方式
サイクロン方式はシャープが始めに出しました。
もともと海外では一般的な方式らしくて 紙パックを必要としない方式です。
最近になって東芝も発売してます。
東芝のはサイクロン方式の掃除機をコードレスにしたものです。
充電式ってことですね。
ハンディータイプでは、この方式を利用したナショナルの遠心力掃除機ってのも
あまり知られてませんが、存在していました。

【2009/9追記】
元祖イギリスのダイソン社のサイクロン掃除機も、すっかり日本でおなじみになり
こっちが人気の方式となっていますね。


■日本独自の排気循環方式
もう一つのメインな方式は、排気循環方式です。
排気循環方式っていうのは 日本独自の方式で
掃除機からの排気が出ないって特徴があります。
最初にサンヨーが ”あの後ろからの排気が出ない”って売り文句で発売しました。
当然売り文句にあるように 後ろの排気は出ないのですが
実は 足のローラー部分に溝が開いてて、排気が一部出て行くものだったのです。
これでも十分すごいことなんですけど それに対抗して
東芝が”本体排気ゼロ”って売り文句で、排気循環方式を発売しました。
本体排気をゼロにして、掃除機のヘッド部から排気を出す方式です。
さらに その後にはナショナルが東芝と同じような方式で
本体が軽いってものを発売しました。
・・・・というような競争の流れでした。
サイクロン方式よりも 実はこっちのほうが争いが激しいかったのです。

【2009/9追記】
現在ではサイクロン方式が主流になり、排気循環の構造設計などは似ているのかもしれませんが
店頭や売り文句からは、ほとんど姿を消してしまいました。


■コードレス方式など
そして我が道を行くメーカとしては 日立と三菱。
日立は、従来の掃除機をコードレスとAC電源両用にしたモデルを発売しました。
さらに 排気循環ではないので 変わりに空気清浄機能を持たせてます。
三菱は ”とにかく楽”っていう売りで 普通の掃除機なんだけど
圧倒的に軽くて 従来のパワーを維持したものを発売してます。

【2009/9追記】
ロボット掃除機などの自走式タイプや、本体内の自動掃除タイプなどが発売されています。

と このように 各メーカとも競争しながら自社の方式を決定してきてるのです。
ナショナルと東芝だけ いくつもの掃除機の方式を試してるみたいですね。
実際 どの方式が主流になっていくのかは さっぱり検討がつきませんが
こんな掃除機たちを 今回はメーカごとではなく 方式ごとに
比較しながら紹介していきたいと思います。
掃除機の場合は 実際に購入する人も 結構多いので
購入のアドバイスになればいいなあって思ってますよ。


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