洗濯乾燥機の分類


今、白物家電で一番わかりやすく進歩してる家電。
洗濯乾燥機(以下、洗乾って呼びます)についてです。
考えるなんて大そうなタイトルですが

なんか種類も増えてきたけど”洗乾”ってどうなの?

そんな疑問にお答えすべく説明していきたいと思います。

今回は、増えてきた種類を整理してみましょう。
増えてきて曖昧なので 独断と偏見で勝手に分類ですが^^;
今度洗濯機が壊れたら、この方式にしよう。。くらいの参考になれば幸いです。

日本の洗濯乾燥機は、大きく分けて2つに分類されます。
一つは、ヨーロッパからやってきたドラム式。
もう一つは、日本独自の縦型洗濯乾燥機です。


■ドラム式

これは洗乾が日本で普及し始めた2,3年前からお店でよく見かける方式ですよね。
コインランドリーでみかけるあれです。あれ。
乾燥機と同じように回るから、衣類への風通しも良いので
よく乾くっていう特長と、
たたき洗いといって衣類を持ち上げて落とすかんじで洗うので
普通の洗濯機(日本の普通)と比べてかくはんをしなくて衣類にやさしい
なんて特長があります。
あとは、水が少ないってのも特長ですよ。
ただし、今まで使ってた普通の洗濯機と形が変わってしまうというところや
扉が前に開くというわけで、設置が出来ない家もあるっていう欠点もあります。
でもドラム式はなんだか今までと形が変わるってとこが良いとは思うのですがね〜。

日本国内では'00年頃から普及し始め、
当時は東芝、シャープが中心になってコンパクトなドラム式を発売していました。
'05年頃”上から開くドラム式”トップオープンドラムでサンヨーが参入して、
東芝もそれに続き、一時的にドラム式の形の種類が増えたのですが
ナショナル(現パナソニック)のヒット商品”ななめドラム”登場以降、
ドラムを少し斜めにしたドラム式がスタンダートになり、
現在では白物家電各社からドラム式のななめタイプが”通常の形”として発売されています。
海外家電もこの方式で国内でも発売されていますよ。

形から言っても、なんだかいままでと違うかんじがして
生活(洗濯かな)が一変しちゃいそうなすごいやつがやってくる。
なんて買い替え時の気分なんでしょうか。

ドラム式は回ってるのを、ぼーっと眺めるとなんだか和む。。
ってのも個人的には魅力にかんじます^^。


■縦型

もう一つは、日本独自の縦型洗濯乾燥機。
なんといっても特長は、今までの洗濯機と同じ形で乾燥まで。
今までの洗濯機に、乾燥ボタンが付いた。
とそんな印象の洗乾ですね。
買い替えのときに、スポっと同じところに収まってくれるかんじが魅力です。
なんとなく、今までと変えたくないな〜とか
場所が狭くてドラム式では・・・という場合に力を発揮します。
最近では、縦型も性能が劣ってるわけでもなく
ドラム式との違いを埋めるべく性能が上がってきています。

ただ構造上、使用する水の量がドラム式よりは多いということと
どうしてもパルセータ(下の回るやつ)で衣類をかくはんしないといけない
という欠点もあります。

ナショナル、日立が中心になって発売してきました。
最近になって、三菱、東芝も参入しています。

最近は、乾燥できる量を減らした”2kg乾燥”なる縦型もでてきました。
普通の洗乾は、4kgくらいまで乾燥できるのですが
毎日使わない人のために乾燥を2kgくらいにして、値段を安くしたタイプです。
この2kg乾燥は、各社から発売されていますよ。
なぜか2kg乾燥は、洗乾といわずに”乾燥機能つき洗濯機”なのです。
なんだかややこしいのですが、めったに乾燥は使わない人向けの洗濯機ってことですね。

縦型は、何気なく乾燥付き。。そんな印象です。
いつものあの場所に、乾燥できる賢いやつがやって来る。
そんな買い替え時の気分なんでしょうか。


どちらの方式にしてもボタン一つで乾燥までっていうのは、ほんとに便利です。
雨の日も関係ないし、ボタン押してからちょっとお出かけができるのです。
実は僕も使ってますが、すっかりボタン押してお出かけ派です。。

買い替え時の気分なんて書いちゃいましたが
やっぱり買い物って気分が大事ですよね。
なんだか夢があるような生活が変わるような、そんなものを選びたいですよね。
洗乾は、そんな魅力がある白物家電なんじゃないでしょうか?


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「洗濯機/洗濯乾燥機の選び方」はこちら 【2013年度版】